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木材のカビを防ぐ方法

住まいのちょっとした造作をするのに便利なホームセンター。
DIY用の木材も色々な種類が揃えられていますね。
しかし、買ったあと、ひと夏そのままにして置いたらカビが生えた
そんなこともあります。今回は、木材のカビを防ぐ方法についてです。

カビを防ぐのに大切なことは、当たり前のようですが風通りの良い場所に保管することです。
直射日光のあたる場所は、ひび割れを起こしたり、焼けて色が変わったりしますので避けます。
しかし、残念ながら、カビが生えてしまった木材は
元に戻すための効果的な方法はありません。

ただし、ケヤキ、クリ、タモ等は、比較的木目の色が濃いので
カビが生えても目立つことはありません。
また、樹脂に含まれている「タンニン」のせいか
カビが内部まで浸透しにくい性質もあります。

ですから、これらの樹種の場合、カビが生えてしまっても
カンナでヒト削りすれば、キレイになることもあります。

いっぽう、トチ、カエデ、ブナ、ナラなど木目の色の淡い木は
どうしても株のあとが残りやすく、しかも内部まで浸透しやすいようです。
つまり、カビに対する強さも、樹種を選ぶときのひとつのポイントになります。

カビを防ぐうえで、最も基本的なことは、あらかじめ良く乾燥した木材を買うことです。
木材と乾燥のあいだには、もう一つ大事なポイントがあります。
それは、木が切られた時期です。
既設によってたくさん水を吸う時期と、そうでない時期があるのです。

木は、温かい春から夏には、たくさんの水を吸います。
それに比べて秋から冬にかけては、あまり水を吸わなくなります。
つまり、水を吸わない時期に切った方が、乾燥しやすい、良質の木材が取れるのです。

国産に限れば、秋分の日から、翌年の春分の日にかけてが
木を切るのに良い時期「切り旬(きりしゅん)」だと言われています。


大阪府堺市の「株式会社 First Step」では
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